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ネイルサロンで自爪ケアのみやってもらうのはいいの?

ネイルデザインやネイルパーツで爪を彩るのも素敵ですが、ナチュラルなピンク色で形の整った自爪に、健康的な美しさを感じる方も多いのではないでしょうか。ただ、自分でこまめにケアをしても、乾燥が気になる、爪の形が整えられないなどの悩みがあるかもしれません。

 

そんなときに活用したいのがネイルサロンです。優れた技術を持つプロなら、どんな状態でもワンランク上の自爪に仕上げてくれます。

 

ここでは、ネイルサロンで自爪ケアだけをできるのか、またどのようなケアをするのかなどを解説していきます。

 

ネイルサロンで自爪ケアのみやってもらっても大丈夫?

結論からいうと、ネイルサロンで自爪ケアだけをやってもらっても、まったく問題ありません。ネイルサロンは、ジェルネイルやスカルプネイルなどを用いて、カラーやデザインをするお店というイメージがあるかもしれません。しかし、もう少し厳密にいうと、手や足の爪を美しくケアして装飾するお店です。ネイルサロンでは爪に関するさまざまなメニューを提供していて、その中には自爪ケアも含まれています。

 

自爪ケアは、爪の健康を保ちながら外観を美しく整えるメニューです。ネイルテクニシャンは、爪のカットや整え、爪表面の凹凸の修正、爪まわりの保湿、キューティクルの処理などを行います。ネイルサロンはネイルデザインだけではなく、自爪が清潔で整った状態を保ち、爪の健康を向上させる施術もしてくれるお店です。そのため、自爪ケアのみでも気軽に利用できます。

 

ネイルサロンで行う自爪ケア「甘皮処理」の方法

ネイルサロンで行う自爪ケアの甘皮処理方法には、ドライケアとウォーターケアの2種類があります。ここでは、それぞれどのようなケアをするのか解説していきます。

 

ドライケア

ドライケアとは、名前のとおり、甘皮が乾いた状態で行うケアです。ネイルサロンでは、ジェルネイルなどネイルデザインの施術する前に、ドライケアをするのが基本となっています。細かい点はサロンごとに違いがありますが、基本的なやり方は共通です。

 

ドライケアとはいえ、完全に乾いた状態では爪や肌を傷つける恐れがあるので、ソフナーなどを使い甘皮を柔らかくします。柔らかくなった甘皮を、キューティクルプッシャーもしくは電動の爪ヤスリで優しく押し上げて、余分な甘皮をニッパーで取り除きます。

 

ささくれや硬くなった甘皮がある場合もニッパーで取り除き、爪の根元の形を整えたら、ネイルクリームや美容液でキューティクル部分をしっかり保湿して完了です。

 

ウォーターケア

ウォーターケアはドライケアと異なり、爪が濡れた状態で行います。ドライケアとの違いは、爪が濡れているかいないかであり、ウォーターケアのほうが爪や皮膚にかかる負担が少ないため、ネイルオフのときに行うことが多いです。では、どのような工程で行うのか見ていきましょう。

 

まずは、ぬるま湯に指を浸し、時間をかけて甘皮をふやかしていきます。お湯の温度は、お風呂より少しぬるめの35~38度ぐらいで、10~15分ほど浸けることで固くなった角質を柔らかくするのです。

 

甘皮が柔らかくなったら、キューティクルプッシャーなどを使って押し上げます。ドライケアよりも柔らかくなっているので、ネイルオイルを含んだ綿棒を使うこともあります。余分な甘皮やささくれをニッパーでカットし、爪の根元の形を綺麗に整えて、キューティクルオイルなどで保湿をすれば完了です。

 

初めて自爪ケアをする方や、長期間ケアをしておらず甘皮が硬くなってしまっている方は、ウォーターケアをすることで相当な角質を取り除けます。しっかりと甘皮処理ができるケアなので、1ヶ月に1回ぐらいの頻度でも十分に綺麗な状態を保つことが可能です。

 

ネイルサロンで自爪ケアのみをお願いするメリット

セルフでも自爪ケアはできるので、わざわざお金をかけてネイルサロンにお願いする必要はないと思う方もいるかもしれません。しかし、自爪ケアのみでもネイルサロンにお願いすると、3つのメリットがあります。

 

では、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

 

指先・爪先が綺麗に見える

ネイルサロンで自爪ケアをする1番のメリットは、指先や爪先が綺麗に見えることです。爪は、ケアをしていない状態だと、表面に残っている古い角質によりくすんで見えます。また、健康状態や爪の乾燥度によっては縦線が入ったり、がさついたりしてしまうので、不健康な印象になることもあるでしょう。

 

プロの自爪ケアは、古い角質を取り除き、爪の形も指に合わせて整えてくれます。爪の根元も、自然な丸みを帯びた綺麗なラインに整えてくれるので、セルフケアよりワンランク上の指先・爪先に仕上げてもらえるのです。

 

爪に抱いている悩みが軽減される

ネイルサロンであれば、爪への負担を最小限に抑えた自爪ケアを行ってくれるので、爪に抱いている悩みが軽減されるというメリットがあります。

 

爪は、想像以上に負担がかかりやすいものです。料理や掃除、洗濯、パソコンやスマホなどで指先を使うだけで、割れやすくなったり、二枚爪になったりすることがあります。また、セルフケアで甘皮を取りすぎてしまったり、表面を削ったりすると、爪の悩みをより悪化させてしまっているかもしれません。

 

もしセルフケアでも爪の悩みが解消できない場合は、爪への負荷や間違ったセルフケアが原因かもしれないので、早めにネイルサロンでの自爪ケアを行うのが正解です。

 

自分で整えるより爪への負担が少ない

ネイルサロンでの自爪ケアは、自分で整えるより爪への負担が少ないことがメリットです。前項でも少し触れていますが、セルフケアは思っている以上に爪に負担をかけていることがあります。

 

たとえば、爪表面の古い角質や凸凹を整えるためにバッファーで削る場合、セルフケアだと力が入りすぎてしまい、表面を傷つけてしまうかもしれません。爪はとても繊細なので、少し力加減を間違えるだけでも、大きな負担になります。

 

プロは、力を入れる部分と入れない部分をしっかり把握しているので、爪への負担を最小限に抑えた自爪ケアができるのです。

 

ネイルサロンで自爪ケアのみを受ける際の手順

ネイルサロンでの自爪ケアには、ドライケアとウォーターケアの2種類があります。ケアの工程には若干の違いがありますが、ほとんどの工程は同じです。

 

ここでは、ネイルサロンで自爪ケアのみを受ける際の手順を紹介します。

 

①爪の形を整える

まずは、爪の形を整えます。この工程はファイリングというもので、お客様が希望する形や長さに合わせて行います。それぐらい自分でできると思うかもしれませんが、セルフケアでファイリングをすると、一方向からの形や長さしかチェックできません。角度によっては、形がいびつになってしまうことがあります。

 

プロはあらゆる角度から形をチェックし、どこから見ても整った形にファイリングしてくれるので、自信が持てる指先になります。爪の形は、アーモンド型やオーバル型、スクエア型などの種類があるので、指が一番綺麗に見える形に整えてもらいましょう。

 

②甘皮や角質を取り除く

爪の先端の形を整えたら、次は爪の根元にある甘皮や角質を取り除きます。ドライケアの場合は、根元にソフナーを塗布して、甘皮や角質を柔らかくします。その後、キューティクルプッシャーやウッドスティックなどを使い、甘皮を根元に向かって押し上げ、そこに溜まった甘皮や角質をニッパーでカットすれば完了です。

 

ウォーターケアの場合は、10~15分ほど指先をお湯に浸します。その後、柔らかくなった甘皮や角質をウッドスティックなどで押し上げ、ニッパーでカットして完了となります。

 

③爪まわりの角質を取り除く

甘皮や角質を取り除いたら、爪まわりの角質も取り除きます。爪に負担をかけていると、まわりの甘皮や角質が硬くなってしまうので、爪と薄皮を分けてニッパーでカットします。爪まわりの角質を取り除くと、爪が長く見えるのはもちろん、ささくれができにくくなることがメリットです。

 

④爪の表面を磨く

長さを整えて、甘皮や角質の除去が完了したら、目の細かいバッファーを使って爪の表面を磨いていきます。セルフケアだとつい強く磨いてしまい、爪を傷つけてしまいがちです。しかし、プロは表面ケアに適したグリッドのバッファーを使い、力を入れずに磨いていくので傷つけることはありません。表面を適切に磨くと、自爪でもツヤのある美しい爪に仕上がります。

 

⑤手全体をマッサージする

サロンによってメニュー内容が異なりますが、爪のケアがすべて終わったら、最後はクリームなどを使って手全体をマッサージするのが一般的です。手指にはたくさんのツボがあり、適度な刺激を加えることで不調を改善する効果が期待できます。

 

この場合のマッサージは、指先に血流を送るという目的だけでなく、クリームによる保湿効果で爪を保護するという目的もあります。

 

ネイルサロンの自爪ケアによくある質問

ネイルサロンで自爪ケアをしても、その状態を維持するにはどうすればいいのか、知りたいという方もいるでしょう。また、ネイルサロンに行ったことがない方や自爪ケアをしたことがない方は、何をしておけばいいのか不安を感じる方もいるかもしれません。

 

そこで、ここではネイルサロンの自爪ケアによくある質問をまとめたので、事前に確認しておきましょう。

 

綺麗になった自爪を保つ方法はある?

綺麗になった自爪を保つには、セルフケアがポイントになります。とはいえ、自分でファイリングしたり、甘皮処理をしたりする必要はありません。

 

綺麗な自爪を保つには、ハンドクリームやネイルオイル、ネイルクリームなどで保湿をしましょう。爪は乾燥しやすいので、保湿ケアをしないとダメージを受けてしまい、綺麗な爪を保てません。爪トラブルの原因の1つが乾燥なので、しっかりと保湿ケアをしましょう。

 

ネイルサロンに行く前にすべきことはある?

ネイルサロンへ行くとなると、ささくれや硬化した角質、爪の長さや形がそろっていないことが気になるかもしれません。見た目的にも恥ずかしいので、施術前に自分でささくれをカットしたり、爪を切ったりしたりしておこうと考える方もいるでしょう。

 

しかし、ネイルサロンで自爪ケアをするのであれば、基本的にはセルフケアをしないのがベストです。正しいケアの知識がないと、甘皮を切りすぎてしまったり表面を削りすぎてしまったりする可能性があり、ケアができなくなってしまうかもしれません。

 

ネイルサロンでは、どのような爪の状態でも美しく整えてくれるので、気になる箇所があってもセルフケアはせずに、プロのお任せするのが正解です。

 

ジェルネイルのメニューと併用は可能?

自爪ケアをするなら、ついでにジェルネイルをしたいと思う方もいるかもしれません。ネイルサロンのメインメニューはジェルネイルなので、自爪ケアと併用するのは当然ですが可能です。メニュー内容によっては、ジェルネイルに自爪ケアもついているので、ジェルネイルメニューだけで自爪も綺麗にしてもらえます。

 

ただし、自爪ケアの予約で、ジェルネイルを追加するのは難しい場合があります。ネイルサロンは、メニューの施術時間によって予約を受付けているのが一般的です。そのため、自爪ケアの後で他のお客様の施術予約が入っている場合は、ジェルネイルを断られてしまうこともあります。

 

もし、ジェルネイルを迷っているのであれば、事前にメニュー追加が可能かどうか確認をするか、予約段階で迷っている旨を相談してみるといいでしょう。

 

まとめ

自爪は間違ったケアをしてしまうと、爪が薄くなったり折れやすくなったりするので、注意が必要です。ネイルサロンは、ジェルネイルなどデザインネイルのメニューがメインですが、美しい自爪のためにネイルケアのみでも利用している方は少なくありません。

 

艶やかで血色のよい健康的な自爪は、デザインを施したジェルネイルと同じぐらいの魅力があります。くすみやかさつきが気になる方は、ぜひ一度自爪ケアを体験してみましょう。ただし、自爪ケアの専門メニューがあるかどうかはネイルサロンによって異なるので、あらかじめメニューを確認しておくことをおすすめします。

 

お住まいの近くにある店舗を、是非ご確認下さい。

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