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ネイルチップの適切な削り方と注意すべきポイントを解説

好きな色やデザインを施すことができ、指先をキレイに彩るネイル。見ているだけで気持ちやテンションを高めてくれますよね。

 

ネイルには、爪に直接デザインするジェルネイルやポリッシュネイルに加え、すでにデザインが施されたチップを爪につけるだけのネイルチップというタイプがあります。自分でつけるだけのネイルチップは、ネイルサロンに行かずともデザイン性の高いネイルを楽しめるのが特徴ですが、サイズに合わないチップを購入した場合には削るなどの調整が必要になります。

 

今回は、ネイルチップの適切な削り方や、サイズが合わなかったときの対処法について解説していきます。チップのサイズが合わなくて困っている人や、サイズが心配でチップの購入を躊躇している人はぜひ参考にしてください。

 

サイズが合わないネイルチップを購入したときの対処法

 

せっかく購入したチップのサイズが合わない場合、何らかの対処をしなければもったいないですよね。このような場合、考えられる対処法は以下の3つです。

 

  • サイズ調整をおこなう
  • 返品をする
  • 友人や知人に譲る

 

まずは上記3点の詳しい内容について見ていきましょう。

 

対処法①:サイズ調整をおこなう

ネイルチップが大きすぎる場合、チップを削ってサイズ調整をすることで問題なく使うことができます。一方、小さいチップを購入してしまった場合、この方法は使えません。

 

そのため、ぴったりのサイズがない場合には少し大きめのサイズを買っておくとよいでしょう。なお、適切なサイズの測り方については記事の後半で解説します。

 

対処法②:返品をする

サイズが合わないチップは、返品して正しいサイズのものを買い直すとよいでしょう。しかし、ネイルサロンや販売店によってはぴったりのサイズが売られていない場合も多くありますよね。自分に合うサイズがない場合は先述のとおり少し大きめのサイズを購入し、チップを削って大きさを整えるのもひとつの方法です。

 

ただし、販売店によっては不良品以外の返品・交換を受け付けていない場合もあります。初めての購入などサイズが確かでない人は、購入の前にショッピングガイドをしっかりと確認することが重要です。

 

対処法③:友人や知人に譲る

ネイルチップのサイズが合わず、さらに返品・交換もできない場合には、友人や知人に譲ってみてはいかがでしょうか。サプライズのプレゼントになるほか、実際に合うかどうかチェックできるため、サイズ感を確かめたうえで譲ることができます。

 

また、多くの方が活用しているフリマサービスに出品するのも有効です。グルーをつけておらず未使用をアピールすれば、定価と大差ない金額で販売することも可能です。フリマサービスに出品する際は、一本ずつのサイズを丁寧に記載して信頼度を高めましょう。

 

サイズが合わなかったネイルチップの適切な削り方とコツ

サイズが大きいネイルチップは、地爪と同じネイルファイルで削ることでサイズ調整が叶います。しかし、適当に削ってしまっては形がいびつになってしまい、せっかくのネイルチップが不恰好になってしまうおそれがあります。

 

また、ネイルチップが小さい場合の対処法は残念ながらありません。小さいサイズを無理やり装着すると、ネイルチップ角が地爪に当たったりネイルチップが剥がれたりして地爪にダメージを与えてしまいます。ここからは、ネイルチップの適切な削り方について解説していきますが、もしネイルチップのサイズが小さかった場合には、前述した対処法②・③を試してみましょう。

 

サイズが大きいネイルチップを削る手順は以下のとおりです。

 

  1. ネイルチップを地爪に当てる
  2. 地爪の形に合わせて余分なところを削っていく
  3. カーブ部分を合わせる
  4. 地爪と合わせて確認する
  5. スポンジファイルで整える

 

1:ネイルチップを地爪に当てる
まずはネイルチップを地爪に当てて、どの部分がはみ出ているかをチェックしましょう。ネイルチップが浮いてしまうのも、サイズが合っていない証拠です。装着後にトラブルが起きないよう、どれくらい調整すべきかをしっかりと確認しておきます。

 

2:地爪から出ているところを削る
チップがはみ出ている部分を、ネイルファイルを使って削っていきます。おすすめは180グリット以上のネイルファイルです。目が粗すぎるネイルファイルを使うと、ネイルチップに負担がかかるだけでなく削り跡も残ってしまうため、ネイルファイルの粗さには注意しましょう。

 

3:カーブ部分を合わせる
ネイルファイルを使って形を整えたあとは、ネイルチップと地爪のカーブを合わせていきます。カーブが合わないとネイルチップが浮く可能性があるため、この工程も忘れずにおこないましょう。

 

また、お湯やドライヤーでチップを温めるとチップが柔らかくなり、簡単に曲げられるようになるので、温かくした状態で合わせていきましょう。ただし、力を入れすぎるとネイルチップが折れてしまうおそれもあるため、優しく丁寧に扱うのがポイントです。

 

4:地爪と合わせて確認する
ある程度削ることができれば、地爪とネイルチップを合わせて実際のサイズ感を確認します。少し大きい場合は削ることになりますが、削りすぎてしまうと元には戻せないため、焦らず慎重に調整していきましょう。

 

5:スポンジファイルで整える
削った部分は引っ掛かりが出てきやすいため、これらを滑らかにする必要があります。そのため、すべての工程が完了したら、削った部分をスポンジファイルで整えましょう。

 

ネイルチップの削り方にまつわる注意点

ネイルチップを削る際、いくつか注意することがあります。

 

  • 一気に削らない
  • 強く削らない
  • ネイルファイルの当て方

 

削る際の力の入れ具合や、ネイルファイルの当て方に気をつけながら作業を進めていきましょう。ここからは、それぞれの内容について詳しく解説していきます。

 

注意点①:一気に削らない

ネイルチップを一気に削ってしまうと、以下2つのデメリットが生じます。

 

  • ネイルチップが地爪より小さくなってしまう
  • 元々のデザインが損なわれてしまう

 

地爪より小さくなったネイルチップを大きくすることは叶いません。一度削ってしまったネイルチップは返品することも難しいため、地爪よりも削りすぎないよう、少しずつ削ることが重要です。

 

また、おしゃれなデザインのネイルチップを購入しても、サイズや形を変えると本来のデザインが損なわれるおそれもあります。最初のデザインが変わっていないかをこまめに確認し、バランスよく削りましょう。

 

注意点②:強く削らない

ネイルチップは簡単に装着できるよう、薄い素材で作られていることが多いです。そのため、強く削ってしまうとネイルチップに傷がつき、場合によっては割れてしまうことも少なくありません。また、パーツがついているネイルチップの場合、強く削ることでパーツが取れてしまうおそれがあります。

 

そのため、ネイルチップは優しく撫でるように削る必要があります。このとき、ネイルファイルを一方方向に動かすのも、ネイルチップに負荷を与えない方法のひとつです。ネイルチップの魅力が損なわれてしまわないよう、優しく丁寧に扱いましょう。

 

注意点③:ネイルファイルの当て方

おしゃれなデザインが施されているネイルチップを上や横から削ると、表面に傷がついてキレイなデザインが剥がれてしまうおそれがあります。そのため、ネイルチップを削る際は爪の裏側から削るのが一般的です。

 

また、なかには先端がジェルでコーティングされているネイルチップも少なくありません。先端を削ってしまうとコーティングが剥がれ、デザインが取れてしまうおそれがあります。ネイルチップを削る場合は、ネイルファイルの当て方に気をつけつつ、ネイルチップの先端を削りすぎないように意識して作業しましょう。

 

ネイルチップ購入や調整における爪サイズの測り方

 

ネイルの調整には時間も手間もかかるので、最初から地爪に合っているネイルチップを購入したいものですよね。ここからは、正しい大きさのチップを購入するために必要な爪の測り方について解説していきます。

 

爪の大きさを測る方法は以下の2つです。

 

  • メジャーで爪の大きさを測る方法
  • サイズ確認用チップで爪の大きさを測る方法

 

それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。

 

メジャーで爪サイズを測る方法

メジャーを使うと簡単に爪の大きさを測ることができます。すでにもっている方なら新しく準備する必要がなく、さらに近所の100均でも手軽に購入できるので、すぐに爪の大きさを知りたい人にはおすすめの方法です。

 

1:爪の横幅を測る
まずは横幅の一番広い部分を測りましょう。市販のメジャーには金属製の硬いものと布・樹脂製の柔らかいものがありますが、裁縫などの際に使う柔らかい素材のメジャーがおすすめです。爪はカーブがかかっており、硬いメジャーを使うとサイズに誤差が生まれてしまうため、定規を使うこともおすすめできません。

 

またメジャーを使うときは、少しゆとりをもって測るようにしましょう。多少大きいサイズでも、前述した方法でサイズ調整ができるからです。

 

万が一柔らかいメジャーがない場合は、リボンやテープで代用することもできます。爪に巻いて印をつけ、その長さを測ることでサイズがわかります。

 

2:サイズに合ったチップを購入する
基本的に、ネイルチップは爪の横幅の大きさごとに販売されています。SS・S・M・Lなど大きさごとに番号がついているので、地爪に合った番号のネイルチップを選びましょう。

 

また、チップの長さや形によって、横幅の大きさが数種類にわかれているケースもあります。長さや形によって横幅の大きさも変わるため、それぞれ確認してから購入しましょう。

 

サイズ確認用チップで爪サイズを測る方法

メジャーではなく、サイズ感を確認するためのチップを使ってサイズをチェックする方法もあります。メジャーがなくてもスムーズに測れるほか、より正確に爪の大きさを知ることができるのもメリットのひとつです。

 

1:サイズ確認用チップを購入する
サイズ確認用チップとは、デザインがされていない無色透明のネイルチップのことです。これはお店によって形が異なるため、ネイルチップを購入するネイルサロンやショップで購入する必要があります。

 

また、場合によっては無料でサイズ確認用チップを提供していることもあります。有料だとしても数百円程度なので、正確なサイズを知りたい人はサイズ確認用チップを使いましょう。なお、購入予定の店舗にサイズ確認用のチップが売られていない場合には、メジャーでサイズを測るほか、別の店舗で購入してみてください。

 

2:サイズ確認用のチップを合わせる
サイズ確認用チップにはさまざまなサイズがあるため、地爪の大きさに合うチップをひとつずつ探していく必要があります。爪の大きさは左右均一ではないため、必ず10本の指すべてのサイズを確認するのが重要です。

 

実際に測ったあとは、写真を撮ったりメモをしたりするなどしてチップの番号を控えておきましょう。これらの番号は、ネイルチップを購入する際にも役立ちます。

 

3:サイズに合ったチップを購入する
最後に、爪の大きさに合ったチップを購入すれば完了です。購入方法は各販売店によってそれぞれ異なるため、購入前はショッピングガイドを確認しておきましょう。

 

ネイルチップの購入では、正しい長さと形を選ぶことが重要です。販売店によっては、サイズ確認用チップの段階で爪の長さや形を確認する場合があります。そのとき選んだものと違う長さ・形を選ぶとサイズが違うなどのトラブルが起きてしまうため、必ず選んだのサイズ・長さ・形を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

サイズが合わないチップを購入したときは、「サイズ調整」「返品」「人に譲る」のいずれかの対応で対処することが可能です。とくにチップが地爪より大きい場合は、ネイルファイルでネイルチップを削り、サイズの調整をおこなうと無駄なく使うことができます。

 

また、一気に削るとネイルチップが小さくなりすぎて使えなくなってしまうことがあります。さらに、ネイルチップの表面に傷がついてしまうことも少なくないので、デザインを損ねないためにも、表面やサイドではなく裏側から削りましょう。万が一失敗してしまうともったいない思いをしてしまうことになるので、今回ご紹介したポイントを押さえながらチャレンジしてみてくださいね。

 

お住まいの近くにある店舗を、是非ご確認下さい。

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